令和7年度「住宅の省エネ化補助事業」始まる!

いよいよ令和7年3月末より、「住宅省エネ2025キャンペーン」補助事業の申請受付が始まります。この補助事業は国土交通省、経済産業省、環境省の3省が連携した、省エネ住宅の新築及びリフォームへの支援事業です。本年度ご計画の方はこの事業を上手に活用して、質の高い住宅づくりを実現されたらいかがでしょうか。

活用の注意事項として

 補助金の交付申請は「新築」「リフォーム」とも遅くとも令和7年12月31日までです。

 特に「リフォーム」は12月31日までに工事を完了して交付申請を行なうことが必要なので、工期に 注意しましょう。

 ※交付申請はユーザー様ではなく、建築事業者が行ないます。ただし事務局に事業者登録をされていない
事業者は利用できない
ので、請負契約締結前に確認しましょう。

 ❑【新築】の補助要件





(1)属性として「子育て・若者世帯」に限定!
 夫婦どちらかが39歳以下 もしくは 18未満の子供がいる世帯です。

(2)住宅性能要件
 ①:長期優良住宅 もしくは 省エネ性能がZEH水準のいずれかが対象です。
 ②:①よりさらに省エネ性能の高い住宅「GX志向型住宅」で、⑴の属性は関係なく、すべての世帯が対象です。

  • 住宅性能要件
  • 長期優良住宅 もしくは 省エネ性能がZEH水準のいずれかが対象です。
  • ①よりさらに省エネ性能の高い住宅「GX志向型住宅」で、⑴の属性は関係なく、すべての世帯が対象です。

※建築事業者さんと住宅性能について事前に打合せをしておかないと、後からの変更は割高になりますよ。

5年後の2030年には省エネ基準は「ZEH水準」となる予定なので、今から建てられる方は

“型落ち住宅”にならないよう最低でも「ZEH水準」以上がおすすめです。また住宅ローン減

税制度等を利用する場合もメリットが大きくなります。

(3)補助額【新築】

対象世帯対象住宅補助額
子育て・若者世帯長期優良住宅80万円/戸(建替え100万円/戸)
ZEH水準住宅40万円/戸(建替え60万円/戸)
全ての世帯GX志向型住宅160万円/戸

※蓄電池を設置する場合は1/3の補助金(上記併用可)

❑既存住宅の省エネ性能向上への補助事業

 新築住宅は、2025年から建築基準の義務化等で省エネ性能の低い住宅は建てられなくなってきましたが、既存住宅においては、断熱性の低い住宅が多くあり、快適性や光熱費等の経済的にも課題が多いのが実情です。そのような背景からここ数年既存住宅の省エネ化を促進する目的で補助事業です。

高い光熱費をずっと払い続けますか?この機会に是非ご検討ください。

【リフォーム】の補助事業について、







住宅(共同住宅含む)に関しては3つの補助事業
があります。

工事内容(事業名称)補助対象補助額
先進的窓リノベ事業高性能の断熱窓を使用して断熱改修

【例えば】リビング3箇所の窓に内窓設置した場合 掃出し窓大×1箇所+中連窓中×1箇所 +中連窓小×1箇所=補助額13.7万円
工事内容に応じて 上限200万円/戸 設置工事費用の 約半額が補助!
給湯省エネ事業高効率給湯器への取替え (エコキュート、ハイブリット給湯器等)
〇電気温水器や蓄熱暖房機を撤去して高効率給湯器を設置する場合、撤去にも補助金が出ます!

【例えば】 電気温水器を撤去してエコキュート 設置の場合は10万円+4万円=14万円
エコキュートAの場合 10万円/台 電気温水器撤去加算 4万円/台
子育てグリーン住宅 支援事業必須工事3種の実施で補助 3種とは:➀開口部断熱、②躯体の断熱、③エコ設備 ・3種のうち2種実施(Aタイプ) ・3種すべて実施(Sタイプ)Aタイプ 上限40万円/戸
Sタイプ 上限60万円/戸
その他リフォーム工事 ※ただし、上記AタイプかSタイプの必須工事を実施 した場合に利用できます。

対象工事:下記の住宅の子育て対応改修工事 家事負担の軽減、キッチンの対面化改修、バリア  フリー改修、空気清浄機能・換気機能付エアコン等

【例えば】 ⑴と⑵の改修工事を行なった場合は、 上記2種(Aタイプ)を行なったものとして取り扱う。
補助金は上記の範囲 以内

❑弊社では、これらの補助事業の詳しいご案内をさせていただいておりますので、 お気軽にご相談ください。