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中古住宅を買うなら、見逃さないで!「床下点検」が未来の安心をつくる

2025年4月25日(金)

こんにちは。
最近は、住まい選びの選択肢として「中古住宅」が注目されていますよね。新築と比べて価格が抑えられたり、好立地に建っている物件が見つけやすかったりと、中古ならではの魅力がたくさんあります。

でも、中古住宅には“落とし穴”もあるのをご存じでしょうか?

そのひとつが、「床下の状態」です。

外観や内装はリフォームされていても、床下まではチェックしていないケースも多いんです。
そして実は、その床下こそが、家の健康状態を知る“カギ”になっているんです。

今回は、中古住宅を購入する前にぜひやっておきたい 床下点検の重要性 について、詳しくご紹介します。

床下って、なんでそんなに大事なの?

床下というと、なんだか地味で見えない場所。でもそこには、家を支える大事な構造や設備がたくさん詰まっています。

たとえばこんなものがあります

・建物の土台や束柱(木造住宅の構造部分)
・給排水管(キッチンやお風呂の配管)
・断熱材
・地面(コンクリートor土)

これらが傷んでいたり、湿気がこもっていたりすると、見えないところでダメージが進行していることも。最悪の場合、住み始めてから大規模な修繕が必要になることもあります。

床下点検でチェックできること

では、床下点検では具体的にどんなことがわかるのでしょうか?
プロの点検では、以下のようなポイントをくまなく確認してくれます。

1. 木材の劣化・腐食の確認

木造住宅の場合、土台や柱が湿気やシロアリで腐食していることがあります。
パッと見ではわからなくても、床下を覗くと劣化が進んでいることも…。この段階で補修が必要かどうか判断できます。

2.湿気・カビ・結露の兆候

日本は高温多湿の気候なので、床下に湿気がこもりやすいんです。
通気口がふさがっていたり、地面からの湿気が上がってきていたりすると、カビや結露の原因になります。
カビは見た目の問題だけでなく、アレルギーや喘息の原因になることもあるので、健康面でも見逃せません。

3.シロアリの被害の有無

シロアリは静かに、でも確実に家を食い荒らします。床下点検では、蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道や、食害の跡を確認できます。
見つかったらすぐに対策を取る必要があります。

4.配管の破損や水漏れチェック

古い住宅では、排水管や給水管がひび割れていたり、接続部から水が漏れていたりすることも。
小さな水漏れでも放っておくと床下全体が湿気だらけになり、家の寿命を縮めてしまいます。

点検で「大丈夫」だったら、安心材料になる!

床下点検のメリットは、「問題があったときに備えられる」というだけではありません。
何も問題がなければ、それは大きな安心材料になるんです。

「この家はしっかりメンテナンスされてきたんだな」
「この構造なら長く安心して住めそう」
そんな信頼を持って購入に踏み切れるのは、とても大きなことですよね。

床下点検、お任せください!

床下点検は、住宅診断(ホームインスペクション)を行っている専門業者の弊社へお任せください。
最近では、中古住宅を購入する際に「インスペクション付き物件」も増えてきています。

もし売主や不動産会社が点検を行っていない場合でも、買主さん側で依頼してもOKです。
費用はおおよそ床下だけなら1.5万円程度、建物全域の検査であれば6万円程で検査ができます。
これで大きなリスクを回避できるなら、決して高い投資ではないと思いませんか?

見えない場所こそ、見るべき

中古住宅は、コストを抑えながら理想の暮らしを叶える素敵な選択肢です。
でも、見た目だけに惑わされず、「見えない部分」こそしっかりチェックしておくことが、失敗しない家選びにつながります。

床下点検は、その第一歩。
将来の安心と快適な暮らしのために、ぜひ事前にプロの目でチェックしておきましょう。

それでは、今日も素敵なおうち探しを♪
質問やご相談があれば、いつでもお気軽にコメントくださいね!

体が黒いハネアリ、コレって何?

2025年4月22日(火)

先週末の土曜日は非常に気温があがりましたね。

地域によっては、30℃近くまであがり4月で、すでに真夏日を迎えるなんて所もあったみたいで、今年も暑くなりそうな予感がします。

この暑さのせいなのか、少し例年より早いのですが、昨日くらいからチラホラとハネアリ発生の調査依頼が増加してきています。

何度も、しつこいと思われるかもしれませんが、この時期(4月~5月)に大量発生するハネアリはヤマトシロアリの可能性が高いのです。

ヤマトシロアリの「ハネアリ(羽アリ)」は、**生殖虫(繁殖個体)**と呼ばれる階級の一部です。

▶ 特徴

  • 体長:約6〜7mm
  • 羽:4枚あり、前後ほぼ同じ大きさ(シロアリの特徴)
  • 体色:黒っぽい茶色
  • 群飛(ぐんぴ):ある時期になると、大量に飛び立ちます

▶ 群飛の時期と条件

  • 時期:4月中旬〜5月上旬(地域によって多少前後)
  • 時間帯:日中(雨の翌日で、暖かく湿度の高い日)
  • 場所:建物の床下、木材の隙間などから飛び出す

この「群飛」によって、オスとメスが対になり、新たな巣をつくるために飛び立ちます。

もしこの時期に建物の中や近くで体の黒いハネアリや抜け落ちた羽がたくさん落ちているような現象を見かけたら、一度、生息調査をお勧め致します。

基本的にシロアリ対策をご検討されているお客様へは生息調査と対策のお見積りについては無料で行っています。

少しでも気になる事がございましたらお問合せくださいますようお願い申し上げます。

シロアリ保証が切れる5年目、点検って本当に必要?

2025年4月18日(金)

こんにちは!
今日は、家を守る大事なポイント、「シロアリ保証切れ時の点検」についてお話ししようと思います。

「うちはもうシロアリ対策したから大丈夫」って思っていませんか?

多くのご家庭では、新築時や中古住宅の購入時にシロアリ防除処理をして、そのときに「5年保証」が付いているケースが多いですよね。

でも…その5年って、意外とあっという間なんです。

「まだ大丈夫でしょ」

「前に薬剤をまいたし…」

そう思っているうちに、気づけば保証が切れて数年経っていた、なんてことも。

なぜ“5年”が区切りなのか?

実は、防蟻処理で使われる薬剤の効果が持続するのが約5年と言われているんです。

つまり、5年を過ぎると…

・薬剤の効果が薄れてくる

・シロアリが再侵入するリスクが高まる

という、ちょっと怖い状態に。

点検でわかる、家の“今”の状態

5年目点検では、こんなことを確認します

・床下に湿気がたまっていないか?

・木材に蟻道(シロアリの通り道)がないか?

・新たな被害が出ていないか?

早めにチェックしておけば、大掛かりな修繕が必要になる前に対処できるんです。

点検=再施工じゃない
でも、安心にはつながる

「点検をお願いしたら、また高い施工をすすめられるんじゃ…」と心配される方もいますが、点検=再施工ではありません。

問題がなければ、そのまま「安心」という結果が得られますし、その他、床下にはシロアリ以外にも湿気や配管からの漏水、基礎の劣化など様々な問題にも気づけたりする事も。

まとめ:保証が切れるタイミングこそ、“次の一手”を

シロアリは、静かに、気づかれないまま進行することが多いです。

だからこそ、「何もない今」こそ点検のタイミング。

保証が切れる5年目、ぜひ一度、床下の健康診断をしてみませんか?

住宅ケンコウ社では施工後の5年点検については、保証が切れる1か月前にご案内をお送りさせていただいています。
(ただし、代理店を通じて施工させたいただいた場合は、その限りではありません。)
お気軽にご相談くださいますようお願い申し上げます。

新入社員歓迎会2025

2025年4月14日(月)

先週末の12日土曜日に弊社グループの保養施設グリーンビューにて今年の新入社員さんの歓迎会を行いました。

グループ社員と協力会社さん約80名の前に立ち、緊張しながら自己紹介をしていただきました。

向かって右側が
木村 竜綺さん22歳
左側が
玉井 晴翔さん18歳
お二人とも非常に明るくて元気な好青年です
まだまだ社会人になってわからない事ばかりで不安な毎日ですが、やさしい先輩社員に指導してもらいながら少しづつ職場に慣れてきています。

挨拶のあと、軽く施設のクリーンアップ作業を終え、お楽しみの食事です。

グループ社員全員でBBQをいただきながら親睦を深める事ができました。

皆様の所にもそのうちご挨拶に伺う事があるかもしれませんが、その時は優しく見守ってくださると幸いです。

この大量の黒いハネアリは何?

2025年4月9日(水)

朝は少し冷えますが、日中は23℃前後まで気温があがり、作業をしていると汗ばむほどの陽気となりました。

綺麗に咲き誇っていた桜も少しずつ散り始めましたので、お花見も今週が最後かと思いますので、まだ行かれていない方はお早めに!

さて何度もしつこいようですが、春になると我々シロアリ駆除業者は一年間で一番の繁忙時期となります。

なぜか?

それはシロアリが成長の段階で背中にハネを生やして繁殖の準備として大量に飛び出してくるのです。

上記のようなハネアリはシロアリが繁殖をする4月~5月にしか見かける事はありません。

上の写真のように大量に飛び出してくるので、ビックリされる方が多いです。
これだけの量のハネアリが壁や床の隙間などから飛び出してきた場合は、ほとんどがその家屋の一部にシロアリが住み着いている可能性が高くなります。

ハネアリだけを駆除するのであれば簡単に殺虫スプレーだけで一般の方でも駆除する事は可能ですが、上の図にあるようにヤマトシロアリのコロニー(巣)全体を駆逐しないと翌年、またハネアリは飛び出してくる可能性が高くなりますし、床下や壁内の木材がどんどんシロアリの被害を受けて劣化していきます。

このようなハネアリを見かけた場合は、まずは信頼できる専門業者による被害調査をされる事をお勧め致します。

弊社では、シロアリ対策をご検討されているお客様へは無料で床下調査を実施しています。どこへ依頼すれば良いのだろうか・・・?とお悩みの方は、まずは弊社へお声かけくださいますようお願い致します。