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『置き配』トラブル相談増加 ~宅配ボックス設置のお勧め~

2025年2月17日(月)

今朝の日経新聞の記事に『置き配』トラブルの増加なるものを発見

『置き配』とは?

読んで字の如く、配達の荷物を面談して手渡しするのではなく、玄関先に置いておく配達方法。

不在時の再配達の手間を省ける便利さがある一方、荷物を直接受け取らない為、

配達ミスや盗難が起きやすい面もあるようです。

 

東京都消費者生活総合センターなどによると、23年度に寄せられた置き配に関する相談は

368件で19年度の3.5倍に増え、24年度は4月~12月の速報値で361件に上り、

23年度を上回るペースとなっているとの事。

 

置き配は、新型コロナウィルス禍で接触の機会を減らす為に定着してきており、さらに24年からの

時間外労働規制でドライバー不足が深刻になるなか、再発達を減らす手立てとして国が利用を促しています。

しかし、雨による汚れや、盗難などのリスクがあるので、送る側も受け取る側も若干の不安があります。

そこで、ご提案させていただくのが、『宅配ボックス』の設置です。

 

宅配ボックスとは?

宅配ボックスとは、荷物を受け取るための専用ボックスで、家に不在でも配達物を安全に受け取ることができる便利なアイテムです。特に、ネット通販の利用が増える中で、その重要性が高まっています。

宅配ボックスの便利さとは?

近年、ネット通販の利用が急増し、それに伴い宅配サービスの需要も高まっています。しかし、荷物を受け取るために在宅している必要があるのは不便に感じることもありますよね。そんなときに便利なのが「宅配ボックス」です。

1. いつでも荷物を受け取れる

宅配ボックスを設置しておけば、家を留守にしていても荷物を受け取ることができます。仕事や外出中でも荷物が届き、自分の都合の良いタイミングで取り出せるので、受け取りの手間が大幅に削減されます。

2. 再配達の手間が不要

不在時に宅配業者が来ると、再配達の依頼をしなければなりません。しかし、宅配ボックスがあればその必要がなくなり、配送業者の負担も軽減されます。環境への負荷も減り、エコな選択肢とも言えます。

3. セキュリティ面でも安心

玄関先に荷物を置いておくと盗難のリスクがありますが、宅配ボックスなら鍵がかかるため、安全に保管できます。また、一部の宅配ボックスには暗証番号やスマートロック機能が搭載されているものもあり、より安心して利用できます。

4. 非対面での受け取りが可能

最近では、対面での受け取りを避けたいという人も増えています。宅配ボックスなら、配達員と直接やり取りをする必要がなく、非対面でスムーズに受け取ることができます。

5. 設置方法も多様

宅配ボックスには、

  • 玄関先に置くだけの簡易タイプ

  • 住宅やマンションに備え付けられた共有タイプ

  • スマートロック機能付きの高機能タイプ
    など、さまざまな種類があり、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

まとめ

宅配ボックスは、時間の節約やセキュリティ向上、再配達削減など、多くのメリットをもたらします。特にネット通販をよく利用する人にとっては、非常に便利なアイテムです。まだ導入していない方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

木造ビル建築に耐久性評価制度の導入

2025年2月12日(水)

今朝の新聞やネット記事で国土交通省より木造ビルの新築時の耐久性を評価する制度を設けるとありました。

詳細はまだ調べる必要はありますが、

第三者機関が防水性能の検査を行い、基準を満たせば現状の2倍を超える水準の耐用年数を求める仕組みとの事。

木造の場合、柱や梁が痛む主要因は雨水の侵入とされる事が非常に多く、

検査は建物内部への雨水侵入防止や部材への防腐処理などを確認する事になりそう。

これらの措置が十分講じられていれば『耐用年数50年以上』と見なされるそうです。

なお国税庁が示す法定耐用年数は、用途が事務所の場合、木造は24年、鉄筋コンクリート造は50年。

金融機関から融資を受ける際、返済期間は耐用年数で決まる場合が多く

木造は月々の返済額が比較的大きくなりがちで、敬遠される一因になってますが

これらの制度が設けられれば、建築主が資金調達しやすくなり、木造腐朽の後押しが見込まれ

建築分野の脱炭素化、木材自給率の向上につながるとの見解です。

このような記事を見て、木材の防腐防蟻処理を現場で施工させていただいている弊社として

もっと建物の劣化対策を研究する事と、耐用年数を50年以上にする事、すなわち

『維持管理』

の部分に注力していかなければと考えています。

建物は年数が経過すれば必ずといっていいほど、劣化します。

定期的に維持管理の点検とメンテナンスを実施すれば前述したような50年以上の耐久性も見込めると思います。

これまでも新築から10年以上経過しているお客様へは

防蟻と防腐の観点から床下や小屋裏の点検、さらに有償にはなりますが、外壁の亀裂や屋根の劣化なども

ご提案させていただいています。

床下点検
ドローンでの外壁屋根点検

これから木造ビルの建築をご検討に施主様や建築業者様へは、私どものアフター点検業務も

建築当初から予算組いただき、しっかりとしたアフターメンテナンスを受けて安心安全な住まい創りの

お手伝いをさせていただきたいと考えています。

冬の寒さから守る!エコキュートの凍結防止対策

2025年2月10日(月)

先週は非常に寒気が押し寄せ寒い日が続きましたね

寒い季節が近づくと、エコキュートの凍結が気になりますよね。特に冷え込みが厳しい地域では、夜間や早朝にお湯が出ない!なんてトラブルが発生することも…。そこで今回は、エコキュートの凍結防止対策について詳しく解説します!

なぜエコキュートは凍結するの?

エコキュートは、空気の熱を利用してお湯を作る省エネ給湯器ですが、水を扱う機器である以上、気温が下がると配管が凍結するリスクがあります。特に注意したいのは以下の2つのケース。

気温が0℃以下になる夜間や早朝
給水・給湯の配管が外に露出している場合

配管が凍結すると、お湯が出なくなるだけでなく、配管の破損につながることもあるので注意が必要です。

エコキュートの凍結防止対策

① 自動で作動する「凍結予防ヒーター」を活用

ほとんどのエコキュートには、気温が低下すると自動で作動する**「凍結予防ヒーター」**が搭載されています。これにより、配管の温度を保ち、凍結を防ぐことができます。電源を切ってしまうとヒーターも作動しないため、冬場は電源を切らないようにしましょう!

② 就寝前に「ふろ配管洗浄」を行う

お風呂の残り湯を利用して「ふろ配管洗浄」機能を作動させると、循環配管内に温かい水が残るため、凍結防止に役立ちます。毎晩お風呂を使った後に実施すると効果的!

③ 少量のお湯を流し続ける

特に冷え込みが厳しい日は、蛇口を少し開けてお湯をチョロチョロ流し続けるのも有効です。流れているお湯は凍りにくいため、配管の凍結を防ぐことができます。ただし、タンクのお湯を使い切らないように注意しましょう。

④ 断熱材や保温シートで配管を保護

屋外に露出している給水・給湯配管には、断熱材や保温シートを巻くことで、外気の影響を軽減できます。ホームセンターなどで購入できるので、冬本番前に準備しておくと安心です。

⑤ 長期間使わない場合は「水抜き」

旅行などで長期間エコキュートを使用しない場合は、タンク内の水を抜いておくのも凍結防止に有効です。機種によって方法が異なるため、取扱説明書を確認して正しく水抜き作業を行いましょう。

凍結してしまったときの対処法

もし凍結してしまった場合は、無理にお湯を出そうとせず、自然に溶けるのを待つのが基本です。凍結部分にタオルを巻き、ぬるま湯(40℃以下)をゆっくりかけると、解凍を早めることができます。ただし、熱湯をかけるのはNG!急激な温度変化で配管が破損する恐れがあり

まとめ:しっかり対策して冬も快適に!

エコキュートの凍結は、適切な対策をすれば防ぐことができます。

電源を切らない(凍結予防ヒーターを活用)
お風呂の配管洗浄を活用する
寒い日は少し水を流し続ける
配管を保温材でカバーする
長期間使わないときは水抜きする

これらのポイントを押さえて、寒い冬も安心してエコキュートを使いましょう!😊✨

リフォーム前にインスペクションをお勧めする部位3選!

2025年2月7日(金)

リフォームを計画している方にとって、工事が始まってから「こんなはずじゃなかった…」という事態は避けたいものです。そのために重要なのが 住宅インスペクション(住宅診断) です。インスペクションを行うことで、リフォーム予定の部分だけでなく、見えない部分の劣化や問題を事前に把握でき、思わぬ追加費用の発生を防ぐことができます。

今回は リフォーム前に特にインスペクションをお勧めする3つの部位 をご紹介します。

1. 屋根・外壁

屋根や外壁は、雨風や紫外線の影響を長年受け続けるため、見た目が綺麗でも内部で劣化が進行していることがあります。
チェックすべきポイント

  • ひび割れや塗装の剥がれ
  • 屋根材のズレや浮き
  • 雨漏りの兆候(天井や壁のシミなど)

外装のリフォームを検討している場合、下地の損傷が見つかると補修費用が増えることも。インスペクションを行うことで、適切な補修計画を立てられます。

2. 床下・基礎

普段目にすることがない床下や基礎部分ですが、ここが劣化しているとリフォーム後の快適性や耐震性に大きく影響します。
チェックすべきポイント

  • シロアリ被害やカビ・腐食
  • 基礎のひび割れや沈下の有無
  • 配管の水漏れ

床の張り替えを検討している場合、床下の状態を確認せずに工事を進めると、後から大きな修繕が必要になることがあります。

3. 給排水管・配線

住宅の配管や配線は、築年数が経つほど劣化しやすく、リフォーム時に交換が必要になるケースが多い部分です。
チェックすべきポイント:

  • 給水管・排水管のサビや詰まり
  • 配線の劣化や漏電のリスク
  • 水漏れや排水不良の兆候

特に水回りのリフォームを考えている場合、古い配管を放置すると後々トラブルの原因になります。

リフォームを成功させるためには、 事前のインスペクションが鍵 となります。
「見えない部分は後回し」ではなく、 屋根、外壁・床下、基礎・給排水管、配線の3つの部位を優先的にチェック することで、安心して工事を進めることができます。

リフォームを検討中の方は、ぜひ一度 弊社の住宅インスペクション を受けてみてはいかがでしょうか?

リバースモーゲージを活用してリフォーム工事で快適な住まいを手に入れよう!

リバースモーゲージとは?

リバースモーゲージは、主に高齢者を対象とした資金調達方法の一つで、自宅を担保にして定期的な収入を得ることができる仕組みです。老後資金の不足を補う手段として注目されており、住宅に住み続けながら利用できる点が特徴です。

リバースモーゲージの仕組み

  1. 不動産の査定
    リバースモーゲージを利用する際には、まず所有する不動産(主に自宅)の価値が金融機関によって査定されます。この査定額を基に、融資可能な金額が決まります。
  2. 融資の形式 融資の受け取り方法は以下の2つが一般的です
    毎月定額受け取り
    一定額を毎月受け取る形式。
    一括受け取り
    まとまった資金を一度に受け取る形式。
  3. 生活の継続
    融資を受けながらも、自宅に住み続けることができます。ただし、住宅の維持費や固定資産税などの費用は引き続き利用者が負担します。
  4. 返済のタイミング
    リバースモーゲージの大きな特徴は、返済が利用者の生存中には求められないことです。返済は以下の場合に行われます:
    • 利用者が亡くなったとき
    • 住宅を売却したとき
    • 施設入所などで住宅に住めなくなったとき
  5. 返済方法
    最終的な返済は、不動産の売却で行われることが一般的です。不動産の売却額がローン残高を上回れば、残額は相続人に渡されます。一方、不足した場合でも、ノンリコース型の契約であれば差額が請求されない仕組みになっています。

リバースモーゲージをリフォームに活用する

リバースモーゲージは、リフォーム資金として活用することも可能です。高齢化社会の中で、自宅をより快適で安全な環境に整えることは重要です。

活用の例

  1. バリアフリーリフォーム 高齢者が安心して暮らせるよう、段差解消や手すりの設置など、バリアフリー対応のリフォームを行う。
  2. 耐震補強 地震対策として耐震補強を行い、安全性を高める。
  3. 省エネ改修 断熱材の追加や窓の交換など、光熱費削減を目的とした省エネリフォーム。
  4. 水回りの改善 キッチンや浴室、トイレの設備を最新のものに交換し、使いやすさを向上させる。

リフォーム資金としてのメリット

  • 自宅の価値を維持または向上させる。
  • 安全で快適な暮らしを実現できる。
  • 老後の生活環境を整えることで、将来の介護負担を軽減。

リバースモーゲージのメリット

  • 老後資金を確保 年金だけでは不足しがちな生活費や医療費を補うことができます。
  • 住み慣れた家で生活を続けられる 自宅を売却する必要がないため、安心して生活を続けられます。
  • 不動産の価値を有効活用 自宅という資産を現金化して活用できます。

リバースモーゲージのデメリット

  • 不動産価格の下落リスク 不動産の価値が下がると、融資可能額が減少する可能性があります。
  • 利息の増加 借り入れた金額に利息が加わり、返済額が膨らむ可能性があります。
  • 相続への影響 不動産を担保としているため、相続人が住宅を受け継ぐことができない場合があります。

リバースモーゲージが向いている人

  • 老後資金に不安を感じている方
  • 自宅に住み続けたいと考えている方
  • 相続よりも、自分の生活を優先したい方

まとめ

リバースモーゲージは、自宅という資産を有効に活用しながら、老後資金を確保するための有力な手段です。また、リフォーム資金として活用することで、安全で快適な住環境を整えることも可能です。しかし、不動産の価値や契約条件によってリスクもあるため、慎重に検討することが大切です。利用を検討する際には、専門家や金融機関に相談して、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。

なぜリフォーム前の床下点検が必要か?リフォーム前の注意点

2025年1月27日(月)

先週は日中は気温が13度前後まであがり非常に暖かい日が続きました。今週はまた少しだけ寒さが戻ってきそうです。

弊社でもインフルエンザやコロナなどで一部の社員が欠勤しましたが今日から全員復帰しました。

皆様方も体調管理には十分注意くださいますようお願い致します。

さて、ここ最近は春先にリフォームを着工されるご計画のお客様宅の床下点検の依頼が増加してきています。

なぜリフォームをする前に床下点検を実施するのか?

と思われる方が多いと思われますが、

実をいうとリフォームを検討する時には

『建物の現状を正確に把握』する事が重要になります。

普段、生活するなかで目に見える箇所については劣化や不具合を感じる事は可能だと思います。

そこで、目に見える劣化だけを最優先に修繕する事を第一に考えたリフォーム工事であるといざリフォームが始まってみると当初の予想以上に思いもしなかった箇所の不具合が多く発見され、想定外の追加工事による出費や工期の延長など、思い通りのリフォームにならなかったケースも多々見受けられます。

特に床下の点検は普段の生活では確認する事ができない部分であり、なおかつ劣化事象が数多く出てくる部分です。

1.シロアリによる木材の劣化

2.床下湿気による木材の劣化

3.床下給排水管の破損による水漏れ

4.基礎の劣化

など約1時間程度の点検で、上記の項目はチェックする事が可能です。

後悔しないリフォームをする為に、最低でも上記の項目は確実に事前にチェックしておく事が必要です。

これからリフォームを工事を検討されているお客様や、リフォーム工事を請け負う建築業者の皆様方は少しでも気になる事があるようでしたら、一度、弊社へご相談くださいますようお願い致します。

浴室をリフォームする際は防蟻処理を!~リフォームを行う際の注意点~

2025年1月20日(月)

インフルエンザや新型コロナなどの感染情報が多く聞かれます。

弊社も従業員さんが1名新型コロナに感染され、1週間程、休養してもらっています。

また上記のようなウィルス性以外にも原因不明の発熱や倦怠感など風邪の症状もよく聞きます。

皆様方におかれましては、睡眠と食事、そして軽い運動などを適宜、行っていただき体調管理に努めてくださいますようお願い致します。

さて、今日は、リフォーム工事を行う際の注意点として浴室リフォーム時のご提案をさせていただきます。

浴室リフォームを考えるとき、デザインや機能性に目を向ける方が多いかもしれません。しかし、見逃してはならない重要なポイントがあります。それがシロアリ対策です。浴室はシロアリの被害が発生しやすい場所のひとつであり、適切な対策を行うことで長く快適な暮らしを守ることができます。

浴室がシロアリに狙われやすい理由

シロアリは湿気を好む昆虫です。そのため、浴室のような湿度の高い場所はシロアリにとって絶好の繁殖環境となります。特に、古い浴室や床下の換気が不十分な住宅では、木材が湿気を吸収し、シロアリの侵入を許してしまうケースが多々あります。

リフォーム時に起こりがちなシロアリ被害の見逃し

浴室リフォーム時には壁や床が解体されるため、通常は目に見えない部分の状態を確認する絶好の機会です。しかし、シロアリ被害が進行していても見逃される場合があります。その結果、リフォーム後に被害が発覚し、再度の工事が必要になることも。

シロアリ対策を取り入れたリフォームのポイント

  1. 事前調査を行う
    リフォームを始める前に、専門家によるシロアリ被害の有無を調査してもらいましょう。被害が確認された場合は、リフォーム計画に沿ってベストなタイミングでの防蟻処理を行いましょう。

2.防蟻処理を施す
リフォーム時には、防蟻(ぼうぎ)処理を施すことで、シロアリの侵入を未然に防ぐことができます。薬剤処理や防蟻性の高い建材を採用することが効果的です。

3.換気の改善
シロアリの好む湿気を減らすために、床下換気口の設置や浴室の換気システムの見直しを行いましょう。特にユニットバスに変更する場合、断熱性能や湿気対策を強化することで被害を防ぐことができます。

4.防水施工の徹底
浴室周りの防水施工が不十分だと、漏水が木材を湿らせ、シロアリの温床になります。プロの施工業者に依頼して、防水を徹底することが重要です。

まとめ

浴室リフォームは住まいの快適さを向上させる絶好の機会ですが、見えない部分に潜むリスクを軽視してはいけません。シロアリ対策をしっかりと行うことで、長期間にわたって安心して暮らせる住環境を手に入れることができます。

もし浴室リフォームを検討中であれば、ぜひシロアリ対策の重要性も頭に入れて計画を進めてみてください。

リフォーム前にシロアリ点検をするメリットとは?失敗しないリフォームの為に

家をリフォームする際に、デザインや使い勝手ばかりに目を向けていませんか?
実は、リフォームを成功させるためには
「シロアリ点検」を事前に行うことがとても重要です。

シロアリの被害は見えないところで進行していることが多く、そのままリフォームを進めると、大きなトラブルに発展することもあります。

そこで今回は、リフォーム前にシロアリ点検を行うことのメリットについてお話しします!

1. 構造の安全性を確保できる

シロアリは木材を食べることで建物の強度を著しく低下させます。

特に柱や土台部分がシロアリに侵されている場合、リフォーム工事中に想定外の修繕が必要になることがあります。

事前にシロアリの状態を確認しておくことで、建物の安全性を確保し、リフォーム後も安心して暮らせる家を実現できます。

2. 予算の計画が立てやすい

リフォーム後にシロアリ被害が発覚すると、追加工事が必要になり予算が大幅に超過する可能性があります。

事前に点検を行い、もし被害が確認された場合はリフォーム計画に組み込むことで、想定外の出費を防ぐことができます。

3. リフォームの効果を最大限に引き出せる

シロアリ被害を放置したままリフォームをしても、時間が経つとまた別の問題が発生する可能性があります。

例えば、せっかく新しいフローリングを導入しても、その下でシロアリが活動していれば再び修理が必要になるかもしれません。

シロアリの点検と対策を先に行うことで、リフォームの効果を長く保つことができます。

4. 専門家のアドバイスで安心感が得られる

シロアリ点検を専門業者に依頼すれば、被害の有無だけでなく、今後の予防方法や注意点についてもアドバイスを受けることができます。
これにより、リフォーム後も快適で安全な住まいを維持するための知識が得られます。

まとめ

リフォーム前にシロアリ点検を行うことは、建物の安全性を守り、予算の計画を立て、長期的に安心して暮らせる住まいを実現するために欠かせません。
シロアリは「見えない敵」とも言われますが、事前の対策で大きなトラブルを防ぐことができます。
ぜひ、リフォームを検討中の方は、まず住宅ケンコウ社でシロアリ点検を実施してみてはいかがでしょうか?

一歩先の安心を、今から始めましょう!

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新しい年の始まりを迎え、皆さまが健やかにお過ごしのことを心よりお慶び申し上げます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

皆様方のご支援のおかげで、昨年も無事に一年を終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

2024年を振り返りますと、能登半島地震をはじめ、地震や台風、豪雨災害など自然災害が相次ぎ、私たち住宅業界にとっては多くの挑戦と学びを得た一年でした。

耐震診断や災害後の点検依頼が大幅に増加し、住まいの安全性への意識が一段と高まる中、弊社としてもお客様のニーズに迅速かつ的確に応える重要性を改めて実感した次第です。

また2024年は、物価高が続き、エネルギー価格の高止まりや異常気象による農作物の減産、円安の影響などが重なり、生活必需品の価格が大幅に上昇しました。

このような経済環境の変化により、消費者の購買行動にも変化が見られ、必要なものだけを購入し、緊急性の低いものは先送りする傾向が広がりました。

2025年も依然として厳しい経済状況が続くと予想されますが、私たちはこれまで培ってきたノウハウやデータを最大限に活用し、付加価値の高いサービスを提供することで、

お客様に「価格以上の価値」を感じていただける企業を目指して邁進してまいります。

そのためにも、今年の弊社のグループの指標として掲げたのは「アップデート」としました。

個々の能力も企業全体の信頼度も、これまで以上にグレードアップしていかなければならない一年となるでしょう。

一人ひとりがこの新しい年を機に一念発起し、自らをアップデートしていくことで、

これまで以上にお役立ち企業としてお客様にとって必要とされる存在になれるよう精進してまいります。

新しい年が、皆さまにとって飛躍の年となりますよう、心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

株式会社住宅ケンコウ社
代表取締役社長
天野 貴生

広島で信頼できる安心安全な新築防蟻をするには住宅ケンコウ社へお任せ!

2024年12月19日(木)

木造住宅の新築時に行う防蟻処理(シロアリ対策)は、建物をシロアリ被害から守るための重要な工程です。また新築工事の際に使用する防蟻処理の薬剤は防腐効果も高く、シロアリや腐朽からの被害を未然に防ぐ為には、必ず実施しておきたい工事です。しかし、防蟻や防腐と言ってもどんな工事をするの?と思われる方がほとんどかと思います。そこで、以下に、新築木造住宅における防蟻処理について説明します。

1. 防蟻処理の必要性

シロアリは木材を食害し、住宅の構造に深刻なダメージを与える可能性があります。防蟻処理を行うことで、シロアリ被害を未然に防ぎ、住宅の長寿命化を図ります。

2. 防蟻処理の種類

(1) 薬剤処理

  • 土壌処理: 建物の基礎部分(床下や基礎周囲の土壌)に薬剤を散布し、シロアリの侵入を防ぎます。
  • 木材処理: 建物の土台や柱など、シロアリが好む木材部分に防蟻剤を塗布または噴霧します。

(2) ノンケミカル処理

薬剤を使用しない方法で、環境に配慮した対策として注目されています。

  • 防蟻シート: 建物の基礎部分に防蟻性能を持つシートを敷設します。
  • ステンレスメッシュ: 基礎の隙間部分にステンレス製のメッシュを設置し、シロアリの侵入を物理的に防ぎます。

(3) 天然素材やホウ酸処理

環境に優しいホウ酸を木材に浸透させ、シロアリ対策を行う方法。ホウ酸は揮発性が低く、長期間効果が持続します。

3. 防蟻処理の施工時期
(ケミカル薬剤処理の場合)

防蟻処理は、新築工事の進行に合わせて行います。

※工法や建築業者さんの施工方法により段取りは異なります。

基礎工事中: コンクリートを打設する前の土壌へ土壌処理剤を散布します。

土台敷設中: 土台や大引材などの木材へ防腐効力も含まれる木部処理剤を施工します。

上棟後:外周に接する柱や間柱、筋交など地面から1mの高さまで木材処理剤を塗布します。

4. 防蟻処理の注意点

  • 認定薬剤で処理: 「シロアリ対策協会や木材保存協会の認定した薬剤」での処理が推奨されています。
  • 保証期間の確認: 防蟻処理には保証期間が設定されていることが多く、一般的に5年が目安です。
  • 定期点検: 新築後も定期的にシロアリ点検を行い、被害を早期発見することが重要です。

5. 環境配慮型防蟻処理

近年では、化学薬剤を使用しない、環境や住民に優しい方法が注目されています。ホウ酸処理やシート施工などの選択肢も検討すると良いでしょう。

木造住宅の新築時にしっかりとした防蟻処理を行うことで、住宅の耐久性を高め、長期的な安心感を得られます。

具体的な施工方法や費用については、弊社までお問合せくださいますようお願い致します。