【ケンコウ社通信6月号】夏型結露と浴室のカビに注意!健康で快適な住まいづくりのワンポイント情報

「結露は冬のもの」と思っていませんか?
実は、夏に発生する『夏型結露』というものがあり、特に高温・多湿になるこれからの時期は、床下や壁内に発生しやすいため注意が必要です 。

今回は、健康被害や建物の劣化にも影響を及ぼす「床下のカビ」の発生要因と、これからの季節に気になる「浴室のカビ」への対処法についてご紹介します 。


夏になると、あたたかく湿った外気が床下に侵入し、停滞します 。
この湿った外気が、床下の冷たい空気に触れることで結露が発生してしまうのです 。

床下で結露が起こると、白カビが発生したり、害虫が繁殖したりする原因になります 。

⚠️ 特に結露しやすい環境チェック

以下のような環境にあてはまるお住まいは、年中床下が湿っている状態になりやすいため注意が必要です 。

日当たりが悪い家

  • 近隣と距離が近い(塀に囲まれている)
  • 北側に水回りがある間取り
  • 床下の温度が上がりにくい

風通しの悪い家

  • 基礎の換気口が少ない、または物入や雑草で換気口を塞いでいる
  • 山沿い・川沿いに建っている、周囲に木が多い
  • 布基礎の古い住宅

漏水がある家

  • 給水管のにじみや排水漏れ(洗濯機含む)
  • 浴室のまわり

💡 おすすめの対策
床下の環境が気になる方や、結露しやすい環境の家には、効率よく湿気を排出できる『床下換気扇』の設置がおすすめです 。

今年も高温・多湿の長い真夏日が続きそうです 。 実は、カビが繁殖するには以下の「3つの条件」があります

  • 湿気(高い湿度)
  • 温度(20~30℃前後)
  • 空気の停滞

浴室は、まさにこの3つの条件がすべて揃いやすい「湿気の溜り場」なのです 。

🚨 こんな日常になっていませんか?

  • 入浴後、すぐに換気扇を止めてしまう
  • 朝に入浴して、そのまま外出している
  • 日中、窓を閉じたまま洗濯物を干している(特に共働き世帯で留守がちな家)

これでは高価なカビ取り剤を使っても、なかなかカビがとれない悪循環になってしまいます 。今日からできる!やさしい浴室カビ対処法

カビを予防するには、日々の「換気&乾燥」の積み重ねが大切です 。
今日から以下のポイントを実践してみましょう。

  • 換気扇を長く回す
    入浴後しばらく、あるいはできれば日中も換気を続けましょう 。
  • 空気の通り道をつくる
    浴室のドアを少し開けて、空気を動かすようにします 。
  • カビの栄養・環境を断つ
    入浴後は、カビの餌となる皮脂などをシャワーで洗い流します 。また、出る前に冷水をかけて浴室内の温度を下げておくのも効果的です 。
  • 天井の拭き取り(効果大!)
    カビの胞子は天井に集まりやすいため、たまに天井を拭き取ると大きな効果があります 。

📌 ワンポイントアドバイス 2004年以降の建物は「24時間換気システム」の設置が義務化されています。お家のスイッチをOFFにせず、常に稼働させておきましょう